株式会社システムサポート（本社：石川県金沢市、代表取締役社長：小清水 良次、以下STS）は、株式会社キャリアデザインセンター（本社：東京都港区、代表取締役社長兼会長：多田 弘實、以下 CDC）に、STSの提供する次世代データ分析基盤「ADDPLAT」（アドプラット）を導入しました。これにより、CDCは就活イベント開催等を通じ蓄積されたデータの可視化・分析が容易となり、マーケティングの質向上などの効果が見込めます。なお、「ADDPLAT」の導入は今回が第一号です。

　CDCは、求人メディア、人材紹介、人材派遣を中心に、中途採用、新卒採用領域にてサービス提供を行っており、新卒向けの「type就活」では過去10年以上に渡って新卒採用支援を目的としたイベントを実施しています。CDCでは、就活イベント開催を通じ蓄積された登録学生の属性データ、イベントへの来場データ、企業への訪問データ等を分析することで、属人的になりがちなマーケティング活動をより効果的に、また効率的に実施するためのシステムの導入を検討していました。
　これに対しSTSは、Google Cloudのサービスを活用した次世代データ分析基盤「ADDPLAT」を提案。初期費用が低く既存データとの連携が容易であることに加え、機械学習を利用した就活イベントの需要や就活生と企業の接点の予測、就活生への最適なレコメンドなど、今後さまざまな活用が期待できることから、CDCは「ADDPLAT」の導入を決めました。

　今回の「ADDPLAT」導入によりデータの可視化・分析が容易になることで見込まれる効果は、以下のとおりです。

①マーケティングの質の向上
　CDCは顧客企業に対し、例えばイベント内容や開催時期による集客見込みなどについて、データの裏付けをもって精緻な情報提供ができるようになり、ひいては顧客ビジネスへの貢献につながる。

②イベント開催や会員登録の効率化
　就活生の動向に合わせた最適な時期にイベントを開催することができるようになる。またそれにより会員登録も効率的に促進できる。

③イベント運用の効率化
　過去のイベントの傾向を把握することで、CDCのイベント運用が効率化できる。

　また蓄積データについて、従来はCDCの集計担当者がExcelなどで管理していましたが、「ADDPLAT」導入によりデータポータルでリアルタイムに可視化されるようになったことで、情報を必要としているCDCの営業担当者などが必要な情報を直接取得・分析できるようになりました。

●「ADDPLAT」について

ADDPLATは、Google Cloudのサービスを活用した、データドリブンなビジネスを実現するための次世代データ分析基盤です。これまでのデータ分析は、ビジネスユーザーの経験や勘をもとに「そうだと思われるもの」を蓄積したデータを可視化することで「答え合わせをする」という活⽤⽅法がほとんどでした。ADDPLATでは、ビッグデータを機械学習にかけることで、経験や勘をもとにした「⼈」による分析ではなく、データから紐解く本質的なデータ分析を可能にし「新たなビジネスの価値」を⼿に⼊れることができます。

https://sts-inc.co.jp/products/product_addplat.html

●キャリアデザインセンターについて

　キャリアデザインセンター（英: Career Design Center Co., Ltd.）は、求人メディア、人材紹介、人材派遣を中心に、中途採用、新卒採用領域にてサービス提供を行う総合人材サービス企業です。

https://cdc.type.jp/

●株式会社システムサポートについて

　1980年の設立以降、ITシステムの企画から開発、運用・保守をワンストップで提供。近年ではデータベースやクラウド基盤、ERPパッケージなどの分野での技術力を強みとしています。オリジナルパッケージとしては、建て役者（建築業向け工事管理システム）やSHIFTEE（クラウド型シフト管理システム）、就業役者（勤怠・作業管理システム）を開発・販売。お客様のICT環境を支援するサービスを幅広い業界で提供しています。

※記載された製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。

本件に関する報道関係者のお問い合わせ先

株式会社システムサポート　経営企画部
城（きずき）
TEL:076-265-5151