STSストーリー

STSストーリー:関西大学 様・津田塾大学 様 - 学生の力を高める先進的な取り組み。お客様のイメージをカタチにしていく。

必須だった多言語対応。
補完し合った関西大学との連携の成果は、次代の大学のモデルになる。

森村:今回開発に携わって、津田塾大学様は特に英語のライティング支援に力を入れていらっしゃるという印象を受けました。システムの多言語対応には、津田塾大学のネイティブの先生にもご協力いただきました。

髙橋:本学はもともと英語でのライティングは重視していて、英作文の授業にも力を入れています。その上でライティングセンターにも英語が母語の教員がいますので、英語でもシステムを利用できるのはありがたいことです。
今回の2大学の違いというところにもなりますが、関西大学のライティングセンターは基本的にすべて日本語で、アカデミックライティングだと思います。津田塾大学は対象が日英両方で、ジャンルはアカデミックだけでなくエントリーシートやお礼状など、ありとあらゆる文章を扱います。たとえば祖父母からもらった大学の入学祝いに対するお礼状の出し方や、教育実習でお世話になった先生へのお礼の手紙の書き方といったことも対象にしています。

後藤田:関西大学様からも、津田塾大学様は関西大学様が考え付かないような使い方をされているとお聞きしています。

髙橋:もともと本学には、学生に対する「生涯にわたるインパクトを与えられるようなキャリア支援」というのが念頭にありますので、それを踏まえて「自分をどう語るか」についてもライティングセンターで支援することにしています。

後藤田:そこまで幅が広いんですね。そうすると先生方が大変ではないでしょうか。

髙橋:ライティングセンター特任の教員として、新聞記者歴が長いライターの方と、外資系企業で経験を積んだ後に大学院を出た方にお願いしています。そのため、アカデミック・ライティングに限らず、幅広いジャンルの文章に対応できるのです。

後藤田:ライティングセンターの今後の構想はありますか。

髙橋:関西大学と津田塾大学が文部科学省から補助金をいただいてこの取り組みを展開しているのは、私たちがモデルになって他の高等教育機関にも良い影響を与えられるように、という趣旨があります。このため、ライティングセンターを持つ大学が増えること、これが私たちのミッションです。
アメリカではどの大学でもライティングセンターは必ず設置されています。日本ではまだ設置されている大学は多くありませんが、これから10年20年後には「大学教育でしっかりとしたライティング支援をする」というのが当たり前になると思っています。大学時代に書く力をしっかり身につけることで、将来仕事をするようになっても自分自身の考えを表現することができます。
書く力は文系・理系・芸術系など学部を問わず、重要になると思っています。

後藤田:我々もお客様にプレゼンテーションするにしても、社内で交渉するにしても、表現する力は重要なことだと感じます。

髙橋:日本では、大学はもちろん、高校生のときも、自分のことを語る機会がほとんどありません。たとえばアメリカでは大学入試の際に「自分がこれまで何をやってきたか」というエッセーが重要な要素となりますが、日本の学生はそのような機会がありません。
大学では、自分自身の考えを語る力を持てるような訓練をすることが、将来のいろいろな場面で役立つと思っています。

後藤田:ありがとうございます。我々もシステム面で精一杯サポートできればと思います。

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