STSストーリー

STSストーリー:関西大学 様・津田塾大学 様 - 学生の力を高める先進的な取り組み。お客様のイメージをカタチにしていく。

お客様が持つゴールを共有し、
ともに試行錯誤しながら臨機応変にカタチにしていく

後藤田 智
システムサポート
経営企画部 シニアマネージャー

後藤田:お話をお聞きしていますと、大変先進的な取り組みだと改めて感じます。なぜこのような取り組みに手を付けようとしたのか、そもそものところを教えてください。

中澤:ライティング支援は日本の大学の教育で一番弱いところだと考えています。ライティングセンターは、英語圏を中心に世界各地の大学で普通に存在しており、教育の一つの核になっています。一方、日本でライティングセンターを本格的に活用している大学は、十数年前に初めて出てきて最近ようやく全国各地に広がっている状況です。
我々としては、日本語の支援としてどういうことができるか、日本という文化的な風土の中でどういう仕組みだとうまくいくか様々な可能性を考え、とにかくやってみようといろいろ試行錯誤している状況です。

後藤田:そういった背景があり、システムにも途中でいろいろ変更が出たんですね。

中澤:我々の方で「こういう機能を持ったもの」という明確なものがあったわけではなく、まず学生の状況を把握し、どういうシステムでどういう機能を持たせるのが最適かを考えるところから始まりました。何かは分からないが使えるものを作っていこうと。
ですので、御社にはこちらの意を汲んでいろいろとわがままを聞いていただき、非常にありがたいと思っています。

小林 至道 様
関西大学 教育推進部
特別任命助教

小林:作っていくなかで、事前に言っていたことと事情が変わってくるようなこともありましたが、御社にはこちらのわがままに臨機応変に対応していただけました。

森村:ありがとうございます。
実際にシステムを入れた成果というのは出ていますか。

小林: TEC-folioは導入後まだ数ヶ月なので成果はこれからだと思っています。一方、ライティングセンターの運営をサポートするTEC-bookの方は、導入してから約1年が経過しました。既に、TEC-bookがないとライティングセンターの円滑な運営ができないほどの存在になっています。というのも、関西大学では利用者ニーズの拡大に伴い、現在、複数箇所(千里山キャンパス2箇所、高槻キャンパス1箇所)でライティングセンターを運営展開しているのですが、学生の予約受入数の調整やそれに伴う指導スタッフの配置、指導履歴の蓄積・共有などの点において、従来型の紙媒体での共有・管理では運営が立ち行かなくなっているからです。逆にいうと、TEC-bookがあれば、ライティングセンターを複数箇所に展開していく場合に生じる上述のような難点を容易にクリアできるからこそ、現在のような3箇所体制での運営に踏み切ることができたということが言えます。
また、目に見える成果としては、この1年間でのライティングセンター利用件数の大幅な増加があります。学生からしてみると予約の取りやすさ=ライティングセンターへのアクセスのしやすさという点、運営管理者からしてみると利用件数がいくら増えても指導履歴の共有・管理にほとんど支障をきたさない点など、ライティングセンターを複数箇所で、かつ、円滑に運営していくうえで、TEC-bookの貢献度は非常に大きいと思っています。

森村:ライティングセンターの利用者は増加しているのでしょうか。

小林:昨年(2015年)度は前年度と比較して、年間で約500件(815件→1342件)ほど増加しました。この背景として、学内での広報活動など、これまでの取り組み全体の成果の表れと考えられますが、先述したように、TEC-bookが下支えしている側面は看過できません。

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