STSマインド

第五章:エンドユーザーとつながる仕事にこだわる

インタビューを通して、弊社代表取締役・小清水良次が
システムサポートの根底に息づくスピリットを自らの言葉で語ります。

―― 今後はIT企業として、どのような方向性を探っていくお考えでしょうか。

先ほども触れましたが、独立系として、「日本一」の製品やサービスを数多く生み出すことを目指します。日本一にもさまざまな基準があるでしょうが、「建て役者」などの国内シェアとオラクルマスターのプラチナ保有者数が増えることによる差別化などをはじめ、それ以外にも国内に誇れる製品やサービスを打ち出していけるかが大事です。


―― それを目指すために、特に重視されている点は何でしょうか。

当社は経営のコンセプトとして、「システムサポートらしさ」と「主導権化」の二つを掲げていますが、この「主導権化」は企業としての評価を確立することで、出された要望にただ従うのではなく、お客様が気づいていなかった部分も指摘して、テーマやコンセプト、価格、納期などに関して、専門家として主導権を握りながら、ソリューションを提案していく姿勢を指します。
それを実現するためには、お客様と深い信頼関係を築く必要があります。主導権を持って創造性のある仕事をするために、私はエンドユーザーと直接かかわる仕事作りにこだわってきたわけです。社員ともども、エンドユーザーから直接請け負う仕事作りにこだわって、お客様と現場で言葉を交わしたり、ありがとうの言葉を聞けるポジションを確保していくことが重要なんです。

―― 地方でエンドユーザーから直接仕事を請け負うことは、IT企業としては珍しいのでしょうか。

地方はメーカー系列の下請け会社が強い傾向がありますし、特に金沢は、ビジネスにおける昔ながらの付き合いをとても大切にする土地柄です。当社がまず地元よりも大都市圏での仕事の拡大を目指したのは、金沢での商売には新規企業が参入する難しさがあることを思い知らされてきたからです。
しかし最近の当社は、石川県のIT企業の中でも認知度が上がってきたため、金沢でのエンドユーザー開拓にも力を入れ始めています。東京、名古屋、大阪などで勝負している独立系だからこそできる、ハードとソフトの最適な組み合わせを提供するシステムソリューションを、金沢のエンドユーザーにも広めていくつもりです。

―― 全国的に事業を展開する上で、金沢という土地ブランドのメリットは。

金沢は創業の地ですからこだわりはあります。しかし、それだけではなく金沢は伝統工芸や食文化などの優れた文化が発達した土地柄でもあり、そのイメージは今後グローバルに展開していく当社にはプラスとなると考えています。

IT業界ではここ10年ほどの間、中国など海外へ仕事を出す「オフショア」という流れが続いています。コストを下げるために人件費の安いアジア諸国に業務を発注するわけなんですが、人材の技術レベルやビジネス文化の違いなどもあって、問題が生じやすく、成功するとは限りません。
ですから近年は「ニアショア」といわれる日本の地方企業に頼むほうが、海外ほどコストダウンはできなくても、より高い品質の仕事を期待できるので望ましいといった考え方が出てきています。そうしたニーズにも金沢に本社を持つIT企業であることは、当社の個性や独自性として機能していくと思います。

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