STSマインド

第三章:優秀な人材が有望な事業を創る

インタビューを通して、弊社代表取締役・小清水良次が
システムサポートの根底に息づくスピリットを自らの言葉で語ります。

―― 具体的な経営戦略の一つとして、自社製品の開発力に力を入れていると伺いましたが。

その一例として「建て役者」という自社製品は、建築業者向けに工事業務を管理するためのシステムです。現在このシステムを日本全国で150社以上が導入していますが、開発してから事業として育てるのに5年もかかりました。
しかし自社製品は、その存在自体が会社の思想やメッセージ、実力を見せるシンボル的な役割を果たします。自前の製品を持たず、技術力だけを提供する企業は、顧客からの指示がなければ仕事を作れません。それではソフト会社としては物足りないと感じています。システムサポートは独自の商品でビジネスを展開できる企業として、3年後には「建て役者」を国内トップシェアにする目標を掲げています。

―― 社員の資格取得においても積極的に支援されているそうですね。

社員の資格取得では、やはりデータベースのオラクルマスターでしょうね。おかげさまで最高位であるプラチナは、資格保有者数が国内企業で第4位に入れそうです。
当社では受験の費用は会社でバックアップし、社員が休日に集まって勉強会をするなど、自ら積極的に資格取得に取り組む雰囲気ができつつあります。資格保有者が多いことは会社の価値を高めるだけでなく、社員たち自身の市場価値を高めることにもつながるわけです。

―― そうなると、外から優秀な人材を入れる必要はなくなるということでしょうか。

ところが社内に優れた社員が増えてくると、向上心の高い技術者ほど、より成長できるステージを求めて応募してくるものです。優秀な人材が有望な事業を生むので、その有望な事業を目がけて人材が集まってくるからです。そこで加わった人材がまた別の事業を生み出す……という理想的なサイクルをまわすことができます。社内における人材の厚みが増していくことで、顧客も仕事も増えていきます。
これからの私の仕事は、社員のアイデアやチャレンジを引き出す仕組みを作っていくことが中心になっていくでしょうし、そうすることが成長の鍵を握るのは間違いありません。

―― 社員を成長に導く立場として、社長ご自身はどのようなポリシーをお持ちですか。

とりあえず私自身は、自分の長所は「人の意見を素直に聞ける」ことだと思っています。最後は経営者として自分で決断しなければいけないのですが、社員のみんなから幅広い意見を聞く、衆知を集めた経営を心掛けています。年を重ねると、人間はどうしても頑固になっていくものですから、年齢が増えるごとに、かえって人の話に耳を傾けるように心掛けたいものです。
あとは、とにかく「行動しながら考える」ことを大事にしています。会社のデスクに座ったままでいるのではなく、常に行動しながら考える。私は毎週のように出張していますが、飛行機や新幹線、ホテルのロビーなど、移動中やその待ち時間にものごとを考えることが多いですね。

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