STSマインド

第二章:下請けに甘んじない独立系の意地

インタビューを通して、弊社代表取締役・小清水良次が
システムサポートの根底に息づくスピリットを自らの言葉で語ります。

―― 独立系IT企業であることへのこだわり、その根底にはどのようなポリシーがあるのでしょうか。

現状の日本のIT業界は、受けた仕事を系列の下請け企業に次々と流していく多段構造が一般的です。しかし当社は下請けに甘んじることなく、顧客から直接受注する仕事にこだわっています。
独立系にこだわる理由としては、下請けだと現場で臨機応変な対応ができないといった事情もあります。またお客様の喜ぶ顔や「ありがとう」の言葉を直接聞けることは、技術者にとってのやりがいにもつながります。ですから当社は、規模は小さくても独立した企業として、エンドユーザーと直接の取引を目指しているのです。

―― そうお考えになったきっかけというのは、一体何だったのでしょうか。

私がシステムエンジニア時代に、金沢から初めて東京へ出た時の仕事は孫請けで、それは大手情報提供サービス会社の社内システムを構築するものでした。八つあったサブシステムのうちの一つを、私たちシステムサポートの技術者で担当したのですが、私たちには仕事を完成させて早く一緒に帰ろうという意識が強くあり、意欲という点で他社の技術者たちとはまるで違っていました。結果として、完成までの生産性においても、完成後の品質においても、八つの中で最も優れた品質のシステムを完成させたのです。
サブシステムでの実績が認められたおかげで、後日お客様は私に八つのサブシステム全体のメンテナンスとチューニングを任せてくれたのです。この仕事こそが、当社が東京でエンドユーザーから直接受注した初めてのケースであり、質の優れた仕事を提供できれば、地方企業でもエンドユーザー相手のビジネスができるという自信にもなりました。

―― 独立系の企業に求められる個性や強みは、どのようにして生み出されたのですか。

やはり重要なのは人材の優秀さです。当社では新卒でも中途でも、採用の最終面接にはすべて社長の私が立ち会うことにしています。システムサポートにおける採用の第一基準は、一緒に働きたいと思える誠実な人間であるかどうかです。
それに加えて、IT技術者を採用する場合は、その人が持っているスキルを市場価値に換算して、それに見合った給料と活躍できるフィールドを用意できるかどうかを判断しなければいけません。技術が優れていれば戦力になるというものではなく、その人が入ることによって、やりたい分野や得意な分野で力を発揮できるかどうかを、経営者の目で見極める必要があるのです。

―― 短時間の面接で、人間性やスキルを評価するのは大変難しいことではありませんか。

正直なところ、いまだに難しいと感じています。ただ、年に100人以上面接して、毎週のように面接が入る時期もありますので、だんだん経験を積み重ねて、面接のコツをつかんできた感覚はあります。人間の性格や性質は外見や持っている雰囲気ににじみ出るもので、だいたい顔を合わせて5分ぐらいで、採用か不採用かは決まります。一緒に仕事をする私たちが好感を持てるなら、同じように現場のお客様からも好かれるはずですから。今後も、私自身の目で出会った「人財」一人ひとりと向き合っていくことは続けていきたいと思っています。

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